🇦🇪 世界中の富が流れ込む都市、ドバイ
ドバイの不動産市場は、単なる「居住用物件」の売買を超え、
“資産戦略”としての購入・保有・売却”を前提とした国際的な金融アクションの舞台となっています。
その分、営業担当者(ブローカー)には高度な情報力・言語力・資産理解・信頼構築力が求められます。
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🏆 ドバイ不動産営業の6つの特性
1. 🧠 富裕層向けの“投資前提”プレゼン力
• ドバイでは「マイホーム購入」というより、「資産ポートフォリオの1ピースとしての不動産」が主眼。
• ROI(利回り)・キャピタルゲイン・為替ヘッジ・税制メリットなど、投資家視点での説明が不可欠。
例:「このエリアは外国人需要で家賃が上昇中。表面利回り7%+非課税で、実質年利10%に近い水準です」
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2. 💼 国際税務と法人スキームに強い
• 購入者の多くは海外法人・信託・オフショアを絡めており、営業担当者も「法人購入・居住ビザ・銀行口座・相続」の一連フローに精通。
• セールスではなく、資産コンサルタントとしての対応が求められる。
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3. 🌐 多国籍対応:英語は最低条件
• 中東・インド・ロシア・中国・欧州・アフリカなど、バイヤー層はグローバル。
• 英語+αの語学力、文化理解、交渉マナーが営業力に直結。
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4. 🥂 ステータス営業・空間提案型セールス
• 「ただの床面積」ではなく、「ライフスタイル・空間・ブランド価値」を提案するのがドバイ流。
• ダウンタウン/マリーナ/パームなど、立地ごとのステータス性を魅せるトークが常識。
「このレジデンスはアルマーニ・ホテルと併設されており、バイヤーの80%が富裕層ビザ保有者です」
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5. 🤝 信頼構築は“情報スピード × 行動”
• 富裕層の多くは決断が早く、「最速で価値ある情報を届けられるか」で勝負が決まる。
• レスポンスの速さ、契約・内覧の段取り力、弁護士・税理士との連携まで「ワンストップ」が信頼に直結。
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6. 📊 数字+ブランドストーリートークの融合
• ROIや㎡単価に加え、「Emaar」「Nakheel」など大手デベロッパーのブランド力、都市開発ビジョンを語る力が必要。
• 投資と情緒の両面から顧客を動かす「データ×物語」型のセールスが主流。
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📈 日本・アジアと比べて異なるポイント
項目 日本的営業 ドバイ的営業
重視する視点 居住性・安心感 ステータス・収益性・非課税
交渉プロセス 曖昧な根回し 明確な数字と条件提示
購入スピード 慎重・段階的 即決・複数件購入もあり得る
トーク傾向 安全・控えめ 誇張ではなく“誇り”を見せる営業
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🌍 ASCG INFINITEが考える“ドバイ型営業”の導入価値
私たちASCG INFINITEは、アジアと中東をまたぐグローバル視点で、次世代型の営業人材育成・実務支援を行っています。
ドバイのように、
• 「商品を売る」のではなく、「資産戦略を組む」
• 「営業」ではなく、「代理人として提案する」
という視点は、今後のアジア全体の営業モデルに大きなインパクトを与えると確信しています。
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