成約率が2倍になった営業フロー実例

〜営業を「頑張り」から「設計」に変えただけの話〜

「営業はセンス」
「結局は人」

そう思われがちですが、実務で何十社も見てきて断言できます。

成約率は“才能”じゃなく“設計”で決まる

今回は、営業マンを変えず・商品も変えず、
営業フローだけを変えて成約率が約2倍になった実例を、匿名で紹介します。

Before:よくある“日本型営業フロー”

この会社、実は商品も悪くない。価格も相場内。
でも、成約率は伸び悩んでいました。

当時の流れ
1. 問い合わせ
2. 営業がすぐ説明
3. メリットを一生懸命伝える
4. 「検討します」
5. フェードアウト

営業は頑張ってる。
でも結果が出ない。

原因はシンプルでした。

「売る順番」が間違っていた

問題点は3つだけ

① いきなり“商品説明”していた

相手が何を不安に思っているか分からないまま、
自社の強みを話していた。

→ 相手の頭の中は
「それ、今の自分に必要?」状態。

② “比較軸”を相手に委ねていた

競合との違いを自分で整理させてしまう。

→ 比較疲れ
→ 決断できない
→ 見送り

③ 決断の「理由」を与えていなかった

買わない理由は山ほどあるのに、
“今決める理由”がなかった。

After:成約率が2倍になった営業フロー

やったことは、大きく3つだけ。

① 最初に「売らない時間」を作った

いきなり提案しない。

最初の面談では、これだけ👇
• 現状の不満
• 将来の不安
• 今、決断しないリスク

商品は一切売らない。

結果どうなったか。

「この人、売りに来てないな」
→ 警戒心が一気に下がる

② 比較の“土俵”をこちらで作った

競合比較をさせない。

代わりに、
• A案:今のまま
• B案:他社一般案
• C案:自社案

という3択構造を提示。

しかも比較軸は👇
• 価格
• リスク
• 将来の自由度
• 精神的安心

→ 「どれが正解か」が自然に見える

③ 決断=“攻め”ではなく“回避”に変えた

クロージングで言ったのは、
「買ったらどうなるか」ではなく、

「買わなかったら、何が残るか」• この状態が5年続いたら? • 同じ悩みを来年もしてたら? • その時、選択肢は増えてる?

→ 決断が「攻め」ではなく
“リスク回避”になる

結果:数字はこう変わった
• 成約率:約18% → 約36%
• 商談時間:短縮
• 値引き交渉:激減
• 営業のストレス:大幅減

営業マンは変えていません。
根性論も使っていません。

営業は「才能」じゃない

この事例が示しているのは一つ。

営業成果=個人の能力 × フロー設計

後者を変えるだけで、結果は動く。

シンガポール法人視点で見た「世界基準の営業」

海外、とくに富裕層・経営者相手の営業では、
• 押したら負け
• 説明したら警戒
• 売ったら逃げられる

だから 設計された営業 が必要。

ASCG INFINITE PTE. LTD. では、
この「売らない営業フロー」をベースに、
• 営業設計
• AIスコアリング
• 再現性あるクロージング

を組み合わせています。

最後に

もしあなたの会社で、
• 営業が属人化している
• 頑張っているのに成約しない
• 教えられない・増やせない

このどれかに当てはまるなら、

問題は人ではなく、設計です。

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