「価格」ではなく「価値」を売る ーー シンガポール発・プロフェッショナル営業の原則

営業で本当に大事なものは何でしょうか。
多くの人は「価格」「割引」「条件」に意識を向けがちですが、プロのセールスがフォーカスすべきものは 価格ではなく“価値(Value)” です。

なぜなら、顧客は“安さ”ではなく「手に入る未来=価値」を買っている からです。

顧客が本当に買っているもの

お客様は、商品そのものではなく「それによって解決される問題」や「得られる成果」を求めています。
• 不動産なら:
→ 「資産形成」「インフレヘッジ」「家族の安心」
• コンサルティングなら:
→ 「売上アップ」「業務の効率化」「経営者の時間」
• 海外スキーム・法人設立なら:
→ 「税務リスクの分散」「グローバルな選択肢」「将来の自由度」

価格だけの比較では、この“本当の価値”が一切伝わりません。

価格勝負の営業が危険な理由

価格の話から入る営業ほど、次のような罠にハマります。
1. 常に「もっと安い会社」と比較される
2. 利益率が削られ、サービス品質も必然的に下がる
3. 「安いから選ばれた」顧客は、簡単に他社へ乗り換える
4. 長期の信頼関係・紹介・継続案件が生まれにくい

シンガポールのように 高付加価値ビジネスが集まるマーケット では、
「安さ」で戦う企業より、
“価値を言語化できる企業”が選ばれ続けます。

価値を語る営業トークのポイント

価格ではなく「価値」を売るために、営業では次の順番が重要です。
1. 現状と課題を深くヒアリングする
• 例)「今、資産形成で一番不安に感じていることは何ですか?」
• 「海外に拠点を持つ必要性を感じる場面はどんな時ですか?」
2. 顧客が欲している“未来の状態”を一緒に描く
• 「5年後、理想的なポートフォリオはどんな形ですか?」
• 「ビジネスがうまくいっている状態を、数字で表すと?」
3. そのギャップを埋める“具体的な価値”を提示する
• リスクがどの程度減るのか
• キャッシュフローがどの程度安定するのか
• 時間・手間がどのくらい削減されるのか
4. 最後に価格を位置づける
• 「この価値を、このコストで手に入れられます」という構図にする
• 「高い/安い」ではなく
“投資対効果(Return on Investment)”として語る

シンガポールだからこそ語れる「価値」がある

シンガポールは、
• アジアの金融・ビジネスハブ
• 法制度・税制が比較的安定
• グローバル企業・富裕層が集まる市場

という特徴を持っています。

この環境を活かした提案は、単なる「商品紹介」ではなく、
「お客様の人生戦略・事業戦略そのもの」を一緒に設計する行為 です。

だからこそ、

「いくらでできますか?」
ではなく
「このスキームが、あなたの10年後をどう変えるか?」

という会話を、私たちは大切にしています。

まとめ:顧客は“値段”ではなく“未来”を買う
• 営業で話すべきは 価格ではなく価値
• 顧客は「商品」ではなく 自分の未来・成果 を買っている
• 価値をきちんと説明できれば、価格は「投資」に変わる
• シンガポールという舞台は、「価値ベースの提案」と非常に相性が良い

「いくらか」ではなく「どんな未来を一緒に作るのか」。
その問いから、私たちのコンサルティングは始まります。

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